投稿者「kazurock」のアーカイブ

online-HDFだと何がいいのか? 論文を読み取る!!

online-HDFは2012年から保険償還がつき、2017年現在、最新の透析といえばオンラインHDFといっても良いくらいオンラインHDFは有名になっています。   学会でも浄化量はどのくらいが良いか?前置換、 … 続きを読む

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透析装置 静脈圧表示の科学 陰圧??

透析治療中において回路内圧である静脈圧のモニタリングは重要項目のひとつです。 さまざまなサイトや書籍では静脈圧の高い、低いでどのような事がわかるか?どのような対策が必要か?がよく解説されています。 そういった静脈圧ですが … 続きを読む

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透析回路の脱血時に起こるしゃくり、はねの科学

透析施行中、血液の脱血が悪くなるとピローの膨らみが低下したり、静脈圧下限警報が鳴ったり、透析回路が脈うつように動く、いわいうる”しゃくり”や”ハネる”状態になり気付く事があります。 原理的に考えてみるとピローの膨らみや静 … 続きを読む

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世界一やさしい透析効率KT/Vの考え方

KT/V(ケーティーオバーブイ)はよく透析効率の指標として用いられており、書籍やサイトなどでもよく紹介されている項目になります。 しかし、数式の詳しい説明をしているサイトはかなり少ないので私が代わりに稚拙極まりないですが … 続きを読む

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透析室で起こるSPo2の低下について

透析室ではパルスオキシメーターで酸素飽和度(SPO2)を計測している施設は多いんじゃないでしょうか? 中には透析開始時から30分までに酸素飽和度が下がる患者さんがいます。 今回はそのような透析開始時から酸素飽和度が下がる … 続きを読む

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透析時における一過性白血球減少症(ロイコペニア)と酸素飽和度の低下について

透析開始後15分から30分をピークに白血球が低下するという事象をロイコペニアといいます。 ロイコペニアとはロイコサイト:Leukocyteが”白血球”、ペニア:Peniaが”減少や欠乏”という意味になります。 もともとは … 続きを読む

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長期留置カテーテルを知る ”パーマネントカテーテルについて”

透析治療において内シャントであるAVFやAVGがなんらかの理由により作成できない、もしくは機能しない、もしくは内シャント作成が適切でない患者様の為にカテーテルを用いたバスキュラーアクセスが存在します。 大きく分けると短期 … 続きを読む

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透析時の抗凝固薬とACT

活性化全血凝固時間(activated whole blood clotting time:ACT)は、内因系凝固の接触相を活性化剤によって活性化しフ ィブリン形成までに要する時間を全血を用いて測定し主にトロンビン活性を … 続きを読む

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透析針のゲージ数と直径と流量

透析の針はおおむね15Gから18Gを使うのが一般的だと思います。 このG(ゲージ)という単位ですが、本当の呼び方をBWG(British Imperial Standard Wire Gage)といいイギリス生まれの単位 … 続きを読む

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透析穿刺針について

透析治療は、なんらかのバスキュラーアクセスを介して200ml/min以上の血液を出し入れしています。 特に内シャントから17G〜15Gの留置針を2本刺して血液を浄化する方法が一般的です。 今回はその透析留置針に焦点をあて … 続きを読む

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シャントPTAのデバイスと方法

まずPTAとはPercutaneous Transluminal Angioplasty(経皮的血管形成術)の略です。 最近ではバスキキュラーアクセスインターベーションセラピー(VAIVT)と特有の呼び方が一般的になりつ … 続きを読む

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短期留置カテーテルを知る ”ダブルルーメンカテーテルの事”

バスキュラーアクセスとは透析やその他血液浄化を行う為のポートとなります。  その種類は自己の血管やグラフトによって動静脈を吻合した内シャントであったり、首の内頸静脈や足の付け根の大腿静脈より右心房近くで血液を出し入れでき … 続きを読む

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透析 穿刺角度の科学

シャント穿刺時の角度はどの書籍でも15°から30°と記載されている事が多いいです。 また”深い血管”はそれよりもきつい角度で穿刺しないと表皮と血管の穿刺穴のズレが大きくなり、止血困難になったり皮内組織に血液が漏れる原因に … 続きを読む

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動脈と静脈の解剖

動脈の解剖 動脈(どうみゃく、英語: artery)とは、動物の血管系に於いて、心臓から押し出される血液の流れる血管のことである。反対に、心臓へ流れ込む血液の流れる血管は静脈と呼ばれる。 動脈は、その高い圧力に耐えるため … 続きを読む

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